森田の志

Resolution

市民による政治を行うための土台づくり、精力的に働ける政治家を目指して、若い力で頑張ります。

あなたのを国政に。

大学、大学院と政治学に接するなかで、私は政治に関する様々な問題点、矛盾点を眼にしてきました。評論家的に、第3者的にものを言うだけでなく、自ら進んで問題を解決していこう、というのが私の決意の原点です。現在の日本は、「行政が市民を治める」という状態から、「市民が自ら治める」という状態へと、大きな転換を遂げつつあると考えられます。私は政治家として能動的に、主体的にこの転換の過程に関わっていきたいのです。

明治以後、近代国家としての日本は、欧米に「追いつき追い越せ」という至上命題の下で歩みを進めてきました。政財界が一体となった取り組みは輝かしい成果をあげ、日本を世界第2位の経済大国にまで押し上げました。しかし、経済的規模で欧米に追いついてしまった今、経済成長を最優先とした政策はかつての説得力を失っています。全国民に共通した「幸せ」、「目標」が見えづらくなったことで、それぞれの個人が、そしてそれぞれの地域が、それぞれの生き方を探し求める時代が到来したといえるでしょう。

支援者と談笑を交わす森田としかず
国民の利益が多様化する時代に地方分権を推進することは、至って合理的です。国の規制や許認可は地方政治を無味乾燥なものにし、また国が出す特定目的の補助金は自治体の意思決定を歪めています。「地域の声を、地域の政治に反映させること」、そんな当たり前のことを当たり前にするために、国は権限、あるいは財源を自治体に移すべきであり、実際に改革は進行しつつあります。制度上の改革を更に推進していくことは、私の重要な政治的関心の1つです。

しかし、制度的な枠組みが変わるだけでは市民による政治は実現しません。
市民1人1人の主体的関与が不可欠です。身の回りの問題を自分の問題としてとらえ、意見を交換し、必要ならば何らかの行動を起こす。そんな1つ1つの行動の積み重ねが、市民中心の政治を現実的なものとし、また生き生きとした地方政治をもたらすのではないでしょうか。

政治家は、市民と市民とをつなぐパイプ役、市民の意見を集約するまとめ役として働くことが重要だと思います。実際身の回りで起こっていることをより深く理解するために情報公開を進め、市民が自ら行動できるようNPO等のボランティア団体を支援する。また、市民の意思を具体化するために、1つ1つの声を拾い集めて公の場で政策として提言していく。今政治家に求められているのは、市民中心の政治を行うための土台づくりだと考えます。

支援者と握手をする森田としかず
座して待つのみでは、何も変わりません。
小さくとも良いから、私はまず一歩を踏み出したいと思います。どんなことでも、社会の仕組みを変えるということは大変な作業でしょう。近い将来社会の変革という一大事業を成し遂げるべく、準備を進めていこうと思います。お飾りでなく、実務家として精力的に働ける政治家を目指して、1歩1歩進んでいくつもりです。

真に幸せな日本を目指して

背景

1億2千万の人口は、徐々に減りつつあり、少子高齢化により、消費が減り、また社会保障費は増大することが確実です。また、アベノミクスは結局のところ、数字のマジックであり、実体経済は厳しい状況が続いています。

近現代の日本は、一貫して経済的な拡大を意図して突き進んできました。開国後、富国強兵、植民地化による領土拡大、戦争の時代を経て、復興から高度経済成長、バブル経済。農村から都市へ、そして大家族から核家族へ。団地が成長のシンボルであり、マイホームを建てることが豊かさの証でした。

そして、私たちは今、経済縮小の時代を迎え、成長の限界を目の当たりにし、核家族化の中で、保育や介護の問題に直面しています。

幸せとは?

心理学者のマズローは、欲求五段階説を唱えています。生活・生理の欲求、安心・安全の欲求、認知・評価の欲求、尊厳の欲求、自己実現の欲求と段階が上がっていきます。

つまり、経済の追求だけでは真の幸せを得ることはできません。幸せになるためには、私たち一人ひとりが目標を持って、努力し、達成することが必要です。つまり、それぞれが自己実現を成し遂げられるようになれば良いということです。

支援者と握手をする森田としかず
私たちは、経済発展をするためにこの世に生まれてきたのではありません。幸せになるためにこの世に生を受けました。幸せになるにはどうすればよいのかを学ぶ機会をもち、家族や地域を愛する心を大切にすることで、私たちは新たな生き方を求めていく必要があります。

真の幸せとは、充実した今を生き、志や希望を持って将来に向かって生きていくことです。真に幸せな社会では、家族の絆が重視され、将来を託すべき子どもたちの数も増えていきます。

経済的安定の必要性

人間の基本的な欲求を満たすために、経済は必要です。

日本が国として生計を立てていくには、これからも勤勉で緻密な国民性を活かし、技術革新をしたり、様々なシステムに磨きをかけたりして、世界の国々の一歩先行く製品やサービスを生み出していくべきです。

また、地域が生きて行くにも、やはり地域の特性を活かしたまちづくりをし、働く場を確保していく必要があります。宿場町として栄えてきた熊谷が生き残るには、かつて中仙道の宿場が持っていた機能を取り戻さなければなりません。中仙道の持っていた機能は、今、道路なら関越自動車道、鉄道なら新幹線となり、熊谷の地位は低下しています。この機能を取り戻すには、17号バイパスをまず全通させ、さらには首都高を延伸し、圏央道と北関東道を結び、また、関越と北関東道を結ぶ407号国道の高規格化を図り、熊谷で交通が交差するようにして、企業にとってのメリットを出す必要があります。

鉄道は新幹線の停車駅であり、また籠原駅は始発駅となっており、東京方面へのアクセスは良好です。北陸新幹線も停車させ、さらに利便性を高めることも必要です。

主体性をもって生きる

人間は最終的には自己実現を成し遂げることを求めます。大きいことでも、小さいことでも、それぞれの好きな分野、得意な分野で、目標を持って、努力をし、それを成し遂げることで、人は幸せになれます。

賃金や資産の額が多いことは一時的な満足であり、真の幸せではありません。経済は大切な要素ではありますが、全てではありません。大切なのは私たち一人ひとりがどう生きていくか、ということです。

若者と握手をする森田としかず
私たちは、長い間経済を求めてきました。これを変えるには時間がかかります。まず、私たちが、本当の幸せとは何かを理解し、それを様々な教育の機会を通じて、後の世代に伝えることが必要です。何十年かかるかもしれませんが、日本の大きな転換点ですので、私のライフワークとして取り組みます。

世界に貢献する

日本の、国としての自己実現とは、世界に貢献することだと考えます。先の大戦では310万人の命を失い、世界で唯一の被爆国である日本は、世界平和を唱え、それを実現するために努力すべき存在です。宗教的に寛容であり、技術や資金力もある日本は、どこに行っても貢献できます。

世界には200もの国と地域があります。日々、命の危険を感じながら暮らしている何億もの人がいます。こうした人々に対しては、食糧や衛生、医療での支援が常に必要ですし、また、これから発展していこうとする国にとっては、私たちがもっている様々な技術、行政や経済などのシステムも大いに助けとなります。

世界の平和と発展に寄与することが私たちの目標であり、それを達成していくことで、私たちは自己実現をすることができます。

たらいの中の水

二宮金次郎はたらいの水の例えを使って、人のために貢献することの意義を教えました。自分の方に水を引き寄せようとすると、水は逃げてしまう。しかし、相手の方に押しやると、結局水は巡って、自分の方に還ってくる。

人のためにはたらくということは、結局自分のところに還ってきます。私たちは家族や職場、地域で、あるいは国際社会の中で、何か人のためになるようにはたらくことで、幸せになることができます。周りの環境や年齢によって、様々な形があろうかと思いますが、その状況に応じた貢献をしていけば良いのです。

経済の先にある、今よりももっと幸せな国を目指して、新たな一歩を踏み出しましょう!